お茶汲みや掃除は女だけの仕事なのか

仕事をしている女性ばかりでお茶をした時、こんな話になりました。
友人の勤め先での悩みですが、未だに女性の仕事としてお茶汲み制度が残っているんです。10時、12時、15時に男性社員に女性社員が輪番でお茶を淹れなければならないというルール。残業があるとわかっている日は、18時にコーヒーメーカーを満タンにするのも女性の仕事なのだとか。一同、唖然でした。今時そんな会社あるの?とみんなびっくり。
しかもそれだけでなく、何と掃除も女性の仕事で、女性社員がやっぱり輪番でするのだそうです。
男性社員はお茶汲み、掃除は免除で手伝いを申し出るひともいない。これにも一同その話にしばし茫然。もう平成になって数十年も経つと言うのに、未だにそんな男尊女卑を当たり前に思っている古臭い男・組織・社長がいるなんてと思いました。
友人は派遣なので、こんなことで悩むのも嫌だからと登録先には更新はしないと伝えてあるそうです。久しぶりにそんな会社に当たり、早く契約満了日が来ないかと毎日ため息をつきながらしたがっているのだそうです。

その気持ち、よくわかります。これ、小さな悩みではないと思います。
たとえ地元の中小企業とはいえ、そんな時代錯誤な社風の会社にいるのは、自分が時代に取り残されているみたいで嫌です。当たり前のことだと思っているのか、男性社員や社長からはお茶を淹れても御礼の言葉すらないらしく、まったくやりがいを感じないそうです。男尊女卑が当たり前の会社にいるのは、辛いですよね。
きちんと平等に接してくれる会社が世に中にたくさんあります。悩むより転職した方が良いと思ってしまうのは、私だけではないはずです。