格差があるのは問題なのか

看護師は、夜勤などの不規則な勤務体系から出会いのチャンスが薄くて結婚が難しい職業として言われていました。
しかし、近年のサービス業に多い求人内容では、女性でも夜勤で働くことは決して珍しくありません。現在は、日本の経済が厳しい為か、男性が結婚相手として望む女性の仕事ランキングでは、看護師が上位をキープし異性からの人気がとても高いと聞きます。

数年前に発表された厚生労働省の若者の意識調査では、実に男性の6割以上が「異性の交際相手も友人もいない」と答え、日本中を驚かせましたね。
「草食男子」言う言葉が流行し、男性が女性に積極的になれないという現象を耳にしていましたが、まさかここまで酷い現状だとは思いませんでした。これは今の少子高齢化よりも更に深刻な問題で、まず交際相手も異性の友人もいなければ、そこから結婚に発展することはほとんど望めず、今後日本の少子化が更に進むことが予想されます。
男女供に結婚への願望はあり、およそ9割が結婚を望んでいて、男子が異性にまったく興味を示さなくなった訳ではないようです。交際相手がいない・異性の友人もいないという現象は、日本の格差社会が大きく影響していて、今の日本では自信を持って家族を養えるという男性が極端に少ないのです。
そんな中、看護師は男性に頼らずとも、自ら働いて家庭を養うだけの経済力が保障されています。日本では女性が働き、男性が家事を担当するのは世の中に認知されておらず、結婚適齢期の看護師の悩みの中でも、交際相手の収入が自分より低いという相談が多く存在しているそうですよ。
看護師さんはせっかく頑張って高いスキルを習得して稼いでいるのだから、健康という財産を持った男性と幸せになってもらいたいと思います。